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日記・コラム

日記

2009年06月24日

前向きな理由に納得です

 強い雨が降る栗東トレセンへ行ってきました。ウオッカの宝塚記念回避で、追い切りの用事もなかったのですが、暇そうにしていたらJRAの職員さんから声がかかって、公開調教にいらっしゃったファンの皆さんへ向けての調教解説をやってきました。とはいっても、石橋さん(守騎手)と一緒に掛け合い漫才みたいな話をしただけなんですが。喜んでくださったのなら、それがなによりです。

 ウオッカの回避は、非常に前向きな理由ですから、ボクとしても納得です。安田記念からの間隔が忙しすぎたこともあるでしょうし、秋のローテーションを考えたら、ボクが調教師でもそうさせてもらったような気がします。ただ、ファン投票1位の期待に対してどうするか、が苦しかったのだと思います。

 今年の宝塚記念は見学を覚悟していましたが、スマートギアに乗せてもらえることになりました。正直なところ、ウオッカに乗るのと同じ気持ちというわけにはいかないかもしれませんが、精一杯、力を引き出してあげたいです。

 そうそう。あと1勝で、阪神競馬場1000勝という記録に到達するそうです。他人に言われないと気がつかない類の記録ですが、京都の次にたくさん勝っているのは、やはり関西圏の競馬場なのでした。たくさんの方たちに感謝しなければいけない、という気持ちになります。

 今夜は、大井で帝王賞です。休み明けのヴァーミリアンですが、力は断トツですからもちろん期待しています。

2009年06月17日

夏競馬は阪神と小倉、ちょっとフランスで

 今週から夏競馬。ボクも少し気分を換えて、夏用にあつらえた攻め馬服に着替えました。ところが、それだけでイメージが違うんでしょうね。馬の上から挨拶をしても気がついてくれない人がいて戸惑いました。その人のカラーというものは、簡単に切り換わらないものなんですね。

 この夏は、阪神と小倉での騎乗が基本。フランスにもちょっと顔を出させてもらいますが、春競馬で思ったほど勝ち星が伸びなかった分を、この夏で取り返すつもりで頑張ります。今週は土日とも阪神で騎乗です。

 その前に明日は門別競馬のナイターに騎乗です。実は、ボクが最も高い勝率を残しているのは門別だって、知ってました? 明日は2歳の新馬にも騎乗依頼をいただいていますし、ボクとしてはそれが今年の2歳馬の実戦初騎乗ということで楽しみにしているんです。メーン(北海道スプリントC)のガブリンともども、注目していてください。

2009年06月10日

いま考えると意外に冷静でした

 安田記念のウオッカ。「感動した!」と言ってくださる方もいれば、「冷や汗が出た」と、寿命が縮んだ思いを表現される方もたくさんいらっしゃいました。

 乗っていたボクはどうかというと、いま考えると意外に冷静でした。前が開かない最悪の恰好になったにもかかわらず、最後まで周囲の動きをよく見ていたと思うのです。あわてて隙間を破りに行って、挟まれて急ブレーキという形だけはやめよう、と、それだけは考えていたように記憶しています。

 とはいえ、ウオッカが強いからこそ勝てたわけで、ボク自身の騎乗はほめられたものではありません。安全策で、という守りの姿勢がときに危険を呼ぶことなんて数えきれないほど経験しているのに、です。

 今朝は栗東トレセンで調教に騎乗。エプソムCに出走するヒカルオオゾラは、DWコースでレコードに近い(レコードかも?)すごいタイムで走ってきました。いまのちょっと時計がかかる東京の馬場も向いていないとは思いませんし、楽しみです。

 このあとは船橋のマリーンCへ遠征。プチナイター開催ですから、これからでも十分間に合うのがありがたいです。ただ、騎乗するユキチャンは、56キロという最も重い斤量が気がかり。別定重量戦なのですが、ヤマトマリオンが55キロで、メイショウバトラーは54キロ。なんで?と思ってしまいます。