日記 2008年5月
2008年05月28日
モヤモヤをスカッと晴らすダービーに
先週のオークスは、実は会心の騎乗でした。マイネレーツェルは9番人気という低評価で、それだけに無欲で乗れたということもあるのですが、直線に向くまで余力たっぷりで、進路も目の前の内ラチ沿いにガバッと開けていました。しかも、期待以上のすごい伸び。皆さんご存じのように、勝った馬が外から切れ込んできたために行き場がなくなってしまいましたが、まともだったらひょっとしたかもしれません。小柄な、典型的なステイゴールド産駒の雰囲気を醸し出しているマイネレーツェルですが、距離が延びてさらに味が出る馬のようです。悔しさは近いうちに晴らせるような気がします。
今週はダービーです。今朝はレースで騎乗するブラックシェルの追い切りにまたがってきました。ちょっとテンに行き過ぎたためにしまいはかかってしまいましたが、体調はかなりよさそうです。モヤモヤをスカッと晴らすような、そんなレースができたらと、密かに狙っています。
2008年05月22日
さらに精進あるのみ
先週のヴィクトリアマイルのウオッカは、ためにためた競馬を意識的にしました。というのも、このところラストが甘くなる競馬が続いていたので、どうにかしてそれを払拭しようと考えたからです。期待通り、一瞬は凄い脚で迫ることができましたが、ゴール寸前で勝った馬と同じ脚になってしまいました。まだ、本当ではないのかもしれません。勝たなければいけないメンバーだっただけに、2着でも不本意でした。
それ以上にショックだったのは、その日にベルモントSの騎乗オファーはなかったことにしてくれと、カジノドライヴの山本オーナー直々に言われてしまったことです。こちらはあくまでも乗せていただく立場ですから、承るしかありません。悲願の米国クラシック制覇を夢見ていただけに残念ですが、それはいまのボクにアピールするものが、まだなにか足りないということなのでしょう。さらに精進するしかありません。
今週はオークスです。期待していたポルトフィーノの骨折リタイアは残念でしたが、すぐにマイネレーツェルに声をかけていただいたのは非常にありがたいことです。精一杯、馬の能力を引き出す騎乗をするつもりです。
2008年05月14日
心新たに、そしてひそかに…
栗東トレセンでウオッカの追い切りに騎乗しました。もう、文句のつけようのない素晴らしい動きで、気持ちがよかったです。ダービー馬に乗るというのは、なにか特別な責任の重さを感じるもので、今週のヴィクトリアマイルはなんとかしてあげたいと、決意を新たにしています。東京コースはもちろんいいですし、マイルも悪くありません。
3100勝が近づいてきましたが、周りはまったく騒いでくれません。3000勝のときはあんなにプレッシャーをかけてくれたのに、と皮肉を言ってみたくなるほどです。
あと、阪神競馬場での1000勝達成に残り40何勝だとか。あと3開催残っていますから、年内で達成可能な数字。ひそかに目指しています。(書いてしまったら、ひそかでもなんでもありませんが)
2008年05月12日
いまから、ドキドキしています
NHKマイルCのファリダットは、4コーナーで外よりのコースを選んだのが失敗。みんなが外に張り出してくる形になって、結果大外まで持って行かざるを得なくなりました。雨の影響で馬場が悪くなり、内ラチ沿いの3頭分ぐらいを誰も通ろうとしないイレギュラーな馬場状態でもありましたから、一瞬の判断が悪いほうに転がると致命的なロスにつながることがあります。競馬は1万回以上乗っても、同じ形には決してなりません。まさに生き物なのです。
土曜日は、京都で1000勝を達成。自分ではなかなか気づかない記録なので、カウントをしっかりしてくれて、お昼休みに表彰までしてくれた気遣いに感謝です。京都競馬場の厩舎で生まれ育ったボクですから、この記録はうれしく、初めて到達したという事実に大変に名誉を感じています。次は阪神競馬場でも同じ記録を、と新たな目標も見つけました。
飛び込んできたビッグニュースは、米国遠征のカジノドライヴが、重賞ピーターパンSをケント・デザーモ騎手の手綱で圧勝したことです。アメリカの3冠レースは、日本と違って春シーズンで一気に完結するのですが、その最後の1戦、ベルモントSに有力馬の一角として参戦できることになりました。あまりにも強い勝ち方をしたので本当に乗せてもらえるのかと不安になるほどですが、どうやら大丈夫なようです。いまから、ドキドキしています。
2008年05月07日
3日たっても悔しい、無念の2着
天皇賞は残念無念の2着。2連覇しているレースの名を聞いて、メイショウサムソンが見事に目覚めてくれたのはうれしかったのですが、それならば勝たせてあげたかったというのが正直な気持ちです。スムーズには行かないのがレースという生き物ですが、4コーナーで外に弾かれたのがいまとなっては痛かったですね。3日たってもまだ悔しいというのも、本当に珍しい体験です。
昨日はメイショウバトラーで、名古屋の交流重賞かきつばた記念に挑戦。同じ松本オーナーの馬ですし、小さくリベンジしておきたいと思ったのですが、牡馬2頭に完敗の3着。牝馬同士ではやたらと強いバトラーですから、「これが牡牝の違いなのか」と思い知らされたような気分です。
今朝は栗東でNHKマイルCのファリダットの追い切りに騎乗しました。少し重いかなという気もしましたが、動き自体はよく、この重さがちょうどいいかなと前向きに考えています。今週あたり、スカッと勝ちたいものです。
2008年05月01日
天皇賞3連覇のアシストへ大いに燃えています
世間様はゴールデンウィークの真っ只中。競馬の世界にいると曜日だけの意識しかなくなってしまうのですが、交流競馬が花盛りなので、近年は実感としてわかるようになってきました。今週、火曜日は園田競馬場で「兵庫チャンピオンシップ」に騎乗。ゲートを出て一歩目で滑ってしまったときには真っ青になりましたが、ナンヨーリバーがサッと立ち直ってくれたので助かりました。結果は強い内容での優勝。いい馬に乗せてもらったものです。
昨日、水曜日は開幕したばかりの札幌競馬で、条件戦2鞍に騎乗。こちらはうまくいきませんでしたが、日本一早い2歳新馬戦も見ることができましたし、刺激になりました。
メイショウサムソンの追い切りは、調教助手さんが騎乗して、いい動きだったと聞いています。ケイコでジョッキーが乗ると必要以上に燃えてしまうタイプなのかもしれませんし、こういうアクセントのつけ方もいい試みだと思います。このまま終わる馬ではないのは当然ですし、勝てば天皇賞3連覇という快挙ともなるわけです。完全復活をアシストできれば、とボク自身大いに燃えています。

