日記 2008年3月
2008年03月30日
世界の一流を相手に見た夢と現実
ウオッカは本当によく頑張りました。ナド・アル・シバ競馬場はある程度前で戦わないと勝機がつかみにくいので、掛かり気味になるのを覚悟してテンから行かせました。実際に少し力んで走っていましたが、最後、勝ち馬をかわしたときは「やった!」と思いました。それでも、このウオッカの4着は世界の一流牡馬にまじってのものですから立派だと思います。勝たせてあげたかったのですが、残念です。
ヴァーミリアンの負けは、正直言ってボクの気持ちのなかで消化できずにいます。いい状態に仕上がっていたと思いますし、力の差もないと信じていました。ところが、現実は…。どこにどんな差があるのというのか、悔しい気持ちがわき上がる前に呆然としてしまう自分がいることに気がつきます。
時間を置いて、ゆっくりと考えてみなければいけません。
2008年03月26日
ドバイで好調な追い切り
アラブ首長国連邦ドバイに来ています。ボクはもちろん元気ですし、週末のビッグイベントに出走する日本馬はみんな元気です。
今日25日はウオッカの追い切りに乗りましたが、非常にいい感じの仕上がり。京都競馬場で乗ったときよりよくなっている感じがしましたから、この馬の度胸はさすがです。明日26日はヴァーミリアンの追い切りにも乗りますが、これは乗る前に絶好調を思わせます。こちらも大いに期待できそうです。
日本時間、土曜日の深夜はグリーンチャンネルで生中継があるそうですから、是非応援してください。ヴァーミリアンのドバイ・ワールドカップは午前2時半!という凄い時間ですが、「起きていたかいがあった」と言ってもらえるような競馬をお見せできると信じています。宜しく、ご声援ください。
2008年03月12日
珍しく日本で競馬場のハシゴ
弥生賞のブラックシェルは2着。勝つのが一番いいのは当たり前ですが、最低限の課題はクリアできたかなと思っています。皐月賞の出走権は確保しましたし、賞金の上積みもできました。前よりのポジションでの競馬にすんなり対応できたのもよかったです。
今日は栗東トレセンでケイコをつけ、いま一旦自宅に帰ってきています。
昼からは京都競馬場でのヴァーミリアンの追い切りに乗り、13時の新幹線で岐阜まで移動して、笠松の交流競走に騎乗するという段取り。フランスで乗っていたときにはありましたが、日本では本当に珍しい競馬場のハシゴ。たまにはこういう忙しさもいいものです。
2008年03月05日
チャンスに結果を伴わせるために
ドバイに行く、ダービー馬ウオッカの騎乗を依頼されました。大変光栄なことで、是非とも結果につなげたいと思います。
ドバイ行きの条件として、馬インフルエンザが発症した場所にいなかった馬という、主催者からの通達があり、ウオッカはすでに京都競馬場に移動済み。ヴァーミリアンも、今日夕方の馬運車で京都競馬場に移動することになっています。美浦ではすでに数例の陽性馬が出ているようなので、用心にこしたことはないという考え方です。出られれば大きなチャンスと思いますから、こういう用心は必要なことです。陣営の期待もヒシと感じています。
今朝は栗東で調教に乗ったあと、昼過ぎに京都競馬場にも行って、ウオッカの調教にも乗りました。ありそうで、実はなかなかない貴重な体験です。

