日記 2006年6月
2006年06月25日
凄い、のひと言しかない完璧な勝利
ホッとしました、というのがまずは本音。結果を振り返れば文字通りの完勝で、毛の先ほどの不安を抱いていたとしても、それはディープインパクトに対して失礼だったと思い知らされたわけですが、大きな期待を背負ってそれに応え続けるというのは本当に大変なことです。もう一度言いますが、今日は完璧な勝利。雨を含んでかなり緩い状態になっていた馬場状態をモノともせず、ほかの馬たちとは次元が違う決め手を発揮してくれました。凄い、のひと言しかありません。
これでようやく凱旋門賞の夢を語ることができます。勝つとか負けるとかはまだ言う時期にありませんが、ボクの気持ちの中に「ディープインパクトより強い馬がいるんだろうか」というガツンとしたものがあるのは確かなことです。最高の馬が集まる最高の舞台に、ボクが出会った最高の馬と一緒に参戦できるというのですから、これ以上の幸せはありません。今日もまた、ディープインパクトの背中にいられるということに対する感謝の気持ちが沸々と込み上げてきていました。
ファンの皆さん、雨の中の応援ありがとうございました。一頭の名馬にサポーターと呼べるようなファンの方がたくさんついてもらえたのも日本の競馬の歴史で初めてのことではないでしょうか。実際はジメジメとした天気だったのかもしれませんが、ボクにとっては競馬場の空気が本当に心地よく感じられました。
2006年06月21日
週末の雨予報、ディープインパクトには問題ありませんが…
雨の予報が出ている宝塚記念。ボクや、ディープインパクトにとってはどうってことありませんが、せっかく来ていただけるファンの皆さんのことを考えると気の毒になります。晴れなら10万人? そこまでは無理としても、いまの競馬界を支える大スターホースの登場ですから、できるだけ多くの方に生で見ていただきたいというのが正直な気持ちです。できれば、予報は外れてほしいものです。
追い切りは池江敏行調教助手にお任せしましたから、ボクは見ているだけ。共同会見にも出席しましたが、マスコミの皆さんももうディープインパクトについて質問することがなくなってきているんですね。アナウンサーさんがちょっと辛そうでした。でも、それでいいんだと思います。なんの不安もない状態だということだからです。あとは、結果を出すだけ。現在、凱旋門賞の単勝オッズは8倍だそうですから、それがどれぐらい下がるのか、興味がわくところです。
今週が1年の折り返し点。あと4勝で100勝というところまで来ていますから、できればそういう区切りをしっかりつけて後半に弾みをつけたいものです。
2006年06月14日
調教でディープの状態に安心、楽しみな2歳馬にも乗りました
今週から栗東トレセンの馬場開門時刻が5時に繰り上がっています。決して暑さに強いとはいえない馬にとって、これが最善の策。今朝は5時の時点で15度と過ごしやすかったのですが、昼近くには30度近くまで上昇していました。
ディープインパクトは、開門と同時の5時きっかり(若干フライング気味だったかもしれません)にボクが乗って馬場に入っています。そして、宝塚記念の1週前追い切り。乗ってみて、素晴らしい状態できていることが確認できました。海外遠征の前の壮行レースという見方をされているようですが、当事者にとっては重みたっぷりのG1戦。正直言って、今朝乗ってみて、ああよかった、という気持ちになりました。きっと、いつも通りの走りができるはずです。
今週から夏競馬。2歳の新馬戦が始まります。スペシャルウィーク産駒のオースミダイドウという馬の追い切りに乗りましたが、これが抜群の感触。日曜の京都でデビューするということで、これも非常に楽しみです。
2006年06月07日
今年初の交流戦勝利がかなったのですが…
先週の浦和競馬の重賞「さきたま杯」。うまく乗ることができて、今年初の交流戦勝利がかなったのですが、そのあとで騎手控え室の盗難事件で騒ぎとなり、あと味がよくありませんでした。その後、なぜか今週になって新聞やテレビで報道され、昨日今日とその話題ばかり振られて、ちょっと困っています。いい話ではないですからね。二度と起きないようにしてもらえれば、としか言いようがありません。
今朝は栗東トレセンで、主にデビュー前の2歳馬のケイコに乗りました。来週の京都、函館、福島からいよいよ2歳戦のスタート。ダービーを目指す長い戦いが、また始まります。

