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日記・コラム

日記 2006年4月

2006年04月30日

ディープインパクトは世界一強い馬だと思います

 ディープインパクトが、今日も空を飛んでくれました! 本当に素晴らしい走りで、世界中を探したって、ディープインパクト以上に走る馬が存在するとは思えません。天皇賞を勝ったばかりで気が早すぎるかもしれませんが、ボク自身の夢である海外のビッグレースの制覇を、この馬でやりたいと、いま気持ちがふつふつと盛り上がってきています。それほど、今日のディープインパクトは完璧でした。

 3コーナーから飛び出したのは、その手前あたりから全体が急激にペースダウンをしたからです。スタートで上に伸び上がって最後方からの競馬にはなりましたが、そこまでが完璧な折り合い。まだ600m以上残ってはいましたが、この馬がここまで折り合ったのなら、ここから行っても大丈夫と信頼しました。結果はご覧の通りです。レコードタイム、そして驚異の上がりタイム。改めて、ディープインパクトの凄さがわかりました。

2006年04月26日

少しずつ変わってきているディープインパクト

 ディープインパクトが併せ馬の追い切りで遅れてしまいました。ボクは別の組のほかの馬に乗っていたので見てもいなかったのですが、そういうこともあるだろうなとは思っていました。池江厩舎のスタッフも全然動揺している様子がなく、先生も泰然自若とされていました。以前は、競馬もケイコも負けられない、という感じだったディープインパクトですが、最近はちょっとずつ変わってきているのがわかります。ボクとしてはいい方向に変わってきているなと思っていますし、競馬でももう少しリラックスしてほしいなと思うことがあります。強さはそのままで、乗りやすい馬に変わってほしいなというのはボクの本音です。

 ディープインパクトが注目を浴びる天皇賞。この追い切りだけで気楽な立場になれるはずはありませんよね。何度も言うようですが、ディープインパクトを見に来られたファンの皆さんに、負ける姿を見せるわけにはいきません。

2006年04月23日

フィフティーワナーは賛辞が尽きないほどの完勝でした

 アンタレスSのフィフティーワナーは強い競馬をしてれくれました。重賞の壁は意外なほど厚いもので、4連勝の勢いをもってしても並みの馬ならはね返されるものです。ところがこの馬は重賞初挑戦で、なんと完勝です。時計も速く、G1出走馬も混じっていたこの鞍でこの内容ですから、いくらほめてもほめ過ぎはありません。芝でも走れそうな感じなので聞いてみると、「スタンドに近いところからの発走に不安があったのでダートから使い出しただけで、本来は芝向きなんじゃないかと思っています」とのこと。今後は路線を変えて活躍する場面もあるかもしれません。

 さて、来週はいよいよディープインパクトの出番です。京都競馬場には早くも徹夜組の列ができていたようで、期待の高さが伝わってきます。もちろん、負ける姿をお見せするわけにはいかないでしょう。

2006年04月19日

ディープ天皇賞一週前追いと京都武豊展

 京都高島屋の武豊展の初日。平日というのに、たくさんの人たちにいらしていただいて、ちょっと感激してしまいました。デビュー20年目の区切りにと企画させていただいたものですが、ファンの皆さんに喜んでいただくということより、ボク自身のこれからの騎手人生のための大きな勇気をもらったような、そんな気持ちです。展示は24日(月)まで続きます。入場料は500円頂戴していますが、それでも、と足を運んでいただけるファンの方には、本当に心からお礼を申し上げます。

 今朝は、栗東トレセンでディープインパクトの天皇賞1週前の追い切りに乗ってきました。もちろん、文句なしの状態です。驚いたのは、1週前というのにマスコミの数が非常に多く、記者会見が開かれたり、撮影に規制が入ったりしたことでした。まさにディープインパクトだからこその現象。ますます、負けてはいけない馬であることを、ズッシリと感じています。

 皐月賞はボクにとっては残念な結果でしたが、勝ったのがボクの敬愛する先輩、石橋守騎手だったのは大きな救いになりました。祝福攻めにあって、幸せそうな顔をしている石橋さんを横目で見ていると、勝負師としてはいけないことなのかもしれませんが、よかったなあと思うのです。それにしても、勝ったメイショウサムソンは、恵まれたわけでもなく、本当に強い競馬をしました。逃げを潰して、後続を完封する横綱相撲ですから、文句なしの皐月賞馬。冷静に見て、ダービーに最も近いのはあの馬でしょう。改めて、おめでとうございましたと言わせてもらいます。

2006年04月13日

皐月賞のカップも武豊展に飾りたいです

 皐月賞の追い切りで栗東トレセンへ。とはいっても、「乗ってくれ」というオファーがなかったため、ボクの役目は見学と記者会見への出席だけでした。

 前回の日記で、阪神コースは最後みたいな書き方をしてしまいましたが、今週の土曜日も阪神で乗ります。誤解をされた方もおられたようで、失礼しました。

 さて、来週の水曜から、京都高島屋での武豊展が始まります。新たに、ドバイで獲得したゴドルフィン・マイル(ユートピア)のカップも飾ることができますし、できれば獲得ホヤホヤの皐月賞のカップもそこに加えることができたらいいなと思っています。

2006年04月10日

桜花賞、悔しい気持ちはなくオークスで巻き返しを

 桜花賞は、結果的に残念な2着。ただ、全体的にスムーズなレース運びができましたから、悔しいという気持ちではありません。アドマイヤキッス自身にももっとよくなる余地がありましたし、距離延長にも対応できる実感を得ることができました。オークスで巻き返しといきたいものです。

 阪神コースが、昨日の開催を区切りとして大改修工事に入ります。個人的には、このコースになる前の非常にトリッキーな形が好きで、枠順で生じる有利不利を戦略でひっくり返すのが楽しかった思い出があります。次に生まれ変わる阪神コースがどういうものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

 さあ、今週は皐月賞です。桜花賞で盛り上がった空気を、さらに盛り立てられるような、そんなレースになりそうです。ご期待ください。