日記 2006年2月
2006年02月24日
デビュー20周年記念展が始まりました
東京・新宿のタカシマヤで、武豊展が始まりました。
そのオープニングイベントとしてサイン会を行なったのですが、様々な都合で150名様に限定させていただきました。ところが、これは実は非常にありがたいことなのですが、こちらの想像が及ばないぐらいの多くの方がいらっしゃってくださったそうで、お断りせざるを得なくなったと、あとになってから知りました。せっかくいらしていただいたのに、本当に申し訳なく思っております。時間の都合でトークショーが短かくなってしまったのも反省点です。寒い中、足を運んでくださった皆さんには、この場を借りて心からお礼を申し上げなければいけません。4月には京都高島屋でも同じイベントを行うことになっています。そのときは、もっとたくさんの方の希望に応えられるように、プランを練り直しています。
新宿タカシマヤの記念展は27日まで続きます。ボクの20年を観ていただけるように、重ねてお願い申し上げます。
2006年02月23日
ミキオさんの姿を目に焼きつけるつもりです
競馬の世界は3月が年度替わり。今週の競馬が年度末になります。1年先輩の松永幹夫さんが難関の調教師試験を見事にクリアして、今週が騎手としてのラストウィークということになりました。本当におめでたいことですから、どういう風に送り出すのがいいのか、みんなで知恵を絞って考えているところです。
しかし、ボクは土曜阪神、日曜中山という騎乗。ミキオさんは土曜、日曜ともに阪神での騎乗となりました。学校時代からずっとその背中を見ていた人と一緒に競馬ができるのは、土曜日の阪神が最後というわけです。個人的には、土曜日が記念日。騎手会のためにも素晴らしい働きをしてくれた松永幹夫騎手の姿をしっかり目に焼きつけるつもりです。
2006年02月19日
世界の舞台で日本馬の強さを披露できそうです
カネヒキリの強さを見ていただけましたか?
次はドバイワールドカップに行くことは決まっていたので、なんとしても日本馬最強として遠征したい、というのは関係者全員の気持ち。ボクももちろんそうで、気合が入っていました。そして、期待通りの強さ。勝負服は同じですし、まさに”ダートのディープインパクト”と言ってもいいのではないでしょうか。兄貴分よりひと足先に、世界の舞台で日本馬の強さを披露できそうです。最高にうれしい結果が出た、今年最初のJRA・G1でした。
土曜日のシックスセンスもうれしい勝利。あんなに外を回るつもりはなく、むしろインをつく機会を狙っていたのですが、直線の入り口で内側に向けると、瞬間のめるような感触があったので、思い切って大外に持って行きました。外枠が当たっていたらもっと楽に勝てていたでしょうね。この馬もディープインパクトと戦っていた馬です。脇役に長いこと甘んじていましたが、力があるところを証明してくれました。こういうのも、ジョッキーとして実にうれしいことなのです。
2006年02月15日
フェブラリーS、芝コースでカネヒキリの追い切り
栗東トレセンでカネヒキリの追い切りに騎乗しました。ダートのG1、フェブラリーSの追い切りなのに、選択したコースは芝。角居調教師の意見は「速い時計の決着になるでしょうから、少しでもそれに近いところで追い切っておきたい」ということでした。併せ馬はハットトリックと、デルタブルース。いまのこの厩舎の勢いを感じさせる豪華な組み合わせではありませんか。その2頭に楽々と先着ですから動きはよかったです。これならスタート地点から少しの間だけ芝の部分を走らなければいけない今回の条件でも、と思いたくなります。と、ここまで書いてハッと思い当たりました。角居調教師はボクにそういう自信をつけるために芝コースでの追い切りを選択したのかもしれないなと。
昨日はバレンタインデー。昔は物凄い数のチョコレートを送っていただいたものですが、最近は全然ダメです。特に今年は史上最低(笑)。若い独身ジョッキーが、この日だけはうらやましく見えました。
2006年02月08日
追い切りに乗って気持ちが上向いてきました
先週の共同通信杯と比べるとずいぶん手薄なメンバーになったような気がするのが、今週のきさらぎ賞です。ボクはアドマイヤメインに乗りますが、正直言ってまだまだ若さが抜け切らない馬で、重賞となると首をひねらざるを得ない、そんな存在でした。しかし、追い切りに乗ってちょっと考え方が変わりました。想像以上に大人になってきているのです。動きもよかったですし、これなら少しは色気を持って乗れるかな、という気持ちに上向いてきました。終わってみれば、なかなかのきさらぎ賞だったな、とあとで思うのかもしれません。
2006年02月06日
20年連続の重賞勝ち
アドマイヤムーンが、期待通り、いえ期待以上の強さで共同通信杯を勝ってくれました。メンバー的には世代最強クラスが揃っていたと思いますから、これを制したということはひとまずクラシック戦線のトップに立ったと言っていいのかもしれません。もちろん、楽観などしていませんが、楽しみが大きく広がったと喜ぶのは構わないでしょう。
20年連続の重賞勝ち、という記録を知らされて、自分自身の歴史の重みもひしと感じています。
2006年02月01日
今週こそは重賞未勝利から解放されそうな気がします
早いものでもう2月。決して出だしが悪かったとは思ってはいませんが、まだ重賞勝ちに手が届いていないことについて触れられると、なんとなく納まりがよくないような気がします。返す返すも惜しかったのは平安Sのヴァーミリアン。翌週の競馬週刊誌の写真を見ても、左後ろ脚の蹄鉄がついていないのが確認でき、それでいて頭差の2着でしたから「クーッ」と言いたくなります。
今朝は雨の栗東トレセンで攻め馬。けっこうきつい雨降りで、ちょっと乗っただけですが下着までびしょ濡れになりました。小倉大賞典のメイショウカイドウは、調教助手さんが騎乗しての追い切り。この馬は馬場に出てからオシッコをする癖があり、それをしないことには追い切りができないという不思議なわがままさを持っています。今朝はCWコースで50分ぐらいも乗っていたでしょうか。なかなかオシッコが出ないので、それにずっと付き合っていた助手さんは雨の中大変だったはずです。そのあと坂路へ移動して追い切り。動きそのものは非常によかったので、59キロのハンデでも期待できると思っています。共同通信杯のアドマイヤムーンも、担当の調教助手さんでの追い切り。こちらも満足いく動きだったそうですから、今週こそは重賞未勝利の居心地の悪さから解放されそうな気がしています。

