日記 2005年6月
2005年06月30日
タイムパラドックスで帝王賞(GI)を勝ってきました
昨夜は大井のナイターに参戦。タイムパラドックスで帝王賞(GI)を勝ってきました。出遅れ気味のスタートから、スタンド前を通過するときは掛かってしまい、お世辞にもスマートな騎乗ではありませんでしたが、ナイキアディライトがかなり速いペースで飛ばしてくれたことも手伝って、向こう正面からはいいリズムに戻すことができました。ゴール前は実に力強い伸び脚で差し切り。7歳馬ですが、さらに強くなっている感じさえしました。このレースが今年の上半期の締め。ディープインパクトの出現でいいリズムに乗れた半年でしたし、残りもこの感じを維持してしっかり乗って行きたいですね。
今週は福永騎手がシーザリオで米国遠征中なので、彼が乗っている馬に何頭か乗せてもらいます。追い切りにも乗ったサイドワインダー(米子S)もそう。いい感じでした。彼には、「アメリカには俺がかわりに行ってやるよ」と言ったのですが、「いいえ、けっこうです」とキッパリ断られました。それはそうでしょう。シーザリオなら、きっとアメリカのGIでも勝ってしまうでしょうから。注目して見てあげてください。
2005年06月22日
なにかいいことがあるような気もする宝塚記念
宝塚記念の追い切りで栗東へ。ボクが騎乗するアドマイヤグルーヴは、これ以上ないぐらいにいい動きでした。とはいえ、今回は東西の両巨頭の強さを認めないわけにはいかないでしょう。しかし、2頭が有馬記念のときのように前半からやり合ってくれるのなら、楽しみがないわけではありません。3着狙い、と言うと誤解を招くかもしれませんが、そんなつもりで乗っていれば、なにかいいことがあるような気もしています。無欲で乗れそうなので、春最後のビッグレースを楽しんできます。
2005年06月21日
いまはご冥福を祈るばかりです
ゼンノロブロイなど、多くの有力馬のオーナーとして知られる大迫忍さんが、先週土曜の夜に亡くなられました。まだ59歳という若さだったそうです。ボクは日曜の朝、JRAの職員の方を通じて知らされたのですが、本当に意外でにわかには信じられない気持ちでした。九州・小倉では知らない人がいないぐらいの超名士ですが、誰にでも分け隔てなく接してくださる気さくな人で、我々競馬関係者には特に良くしていただきました。ボク自身、おいしいフグやお寿司など、何度ごちそうになったかわかりません。この夏はゼンノロブロイが英国に遠征することになっており、しかもヨーク競馬場で行われるインターナショナルSではボクが乗せていただくことになりました。大迫オーナーも喜んでいると聞いて、これでやっと少しは恩返しができると楽しみにしていただけに、本当に残念です。
米国で繁殖牝馬として活躍していたシーキングザパールも、まだこれからというのに、惜しくもこの世を去ったそうです。日本とフランスでボクにGIレースを勝たせてくれた思い出深い馬で、そっくりな馬体を伝えた息子シーキングザダイヤで重賞を勝った時には、妙に懐かしい気持ちになったものです。このニュースを寂しい気持ちで聞いたばかりのことだったので、大迫さんの訃報はよけいにショックでした。いまはご冥福を祈るばかりです。
2005年06月08日
ユニコーンS、安田記念の感想&今週末のアクシデント
先週はカネヒキリが強い競馬でユニコーンSを勝ってくれました。まだ揉まれる競馬を経験したことがない馬ですし、これから教えていかなければいけないこともたくさん残っている未完成の馬でもありますが、それでいて実質3歳のダートチャンピオンの座を射止めてしまったのですから将来が楽しみです。安田記念のアドマイヤマックスは、ちょっと消化不良の内容になってしまいましたが、いいこともあれば悪いこともあるのが競馬です。
今週は土日ともに東京で乗る段取りを組んでいたのですが、土曜のメーンに予定していたスターキングマンが週末にジンマシンでケイコを休むアクシデントがあり、急遽土曜は中京で乗るように組みかえています。こういうことが起こるのも競馬なのです。
2005年06月01日
ボクはこれがけっこう好きだったりします
早朝から栗東トレセンへ。ダービーのあと、地元へ初めて帰ってきたわけで、期待したとおり、多くの人から「おめでとう!」の声をかけていただきました。大きな仕事を成し遂げた余韻というのでしょうか。ボクはこれがけっこう好きだったりします。
追い切りはカネヒキリ(ユニコーンS)とアドマイヤマックス(安田記念)の2頭に乗りました。どちらも上々の感触で、今週も楽しみが持てます。ただ、アドマイヤマックスは、いまとなってみると距離がホンの少し長いのかなとも思います。まあ、そこは乗り方で工夫してみるつもりですが。ちなみに共同記者会見は6時45分にやらせてもらいました。緊急な事件以外で、こんなに朝早くから記者会見をやるのは競馬ぐらいなものでしょうね。
そのあとは駆け足で船橋へ。今日はマリーンCなど、4鞍の騎乗が待っています。その結果報告はまた後日に・・・。

