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日記・コラム

日記 2004年9月

2004年09月30日

東京盃の感想&ダンスインザムードの追い切り

 昨夜の大井競馬場は、まるで競艇場のような水の浮いた馬場。不良馬場が好きなジョッキーは世界中探してもいないはずで、ボクも乗る前は憂鬱な気分でしたが、マイネルセレクトが実にいい競馬をしてくれたので、いっぺんに気分が晴れやかになりました。勝因は体調の上向き、距離適性、それに右回りの適性でしょうか。とにかく、勝てたのがうれしかったですね。
 今朝は美浦でダンスインザムードに久しぶりに会ってきました。まだレースは先なので、ほんの軽いところしか乗りませんでしたが、いい感じでした。やっぱり、素晴らしい馬です。

2004年09月29日

とにかく前向きに行きましょう

 台風の影響でときおり強い雨が降る栗東トレセンで調教に騎乗。来週の京都大賞典に出走するアドマイヤグルーヴは、春よりも色んな面でよくなっている感触が伝わってきたので楽しみです。とは言っても、そういえば春も似たようなことを書いていたなあと思い出してしまったのですが(笑)。まあ、とにかく前向きに行きましょう。
 前向きといえば、タップダンスシチーが回避から一転して前々日に移動するという強行軍での挑戦プランを打ち出してきましたね。予定の行動ではなく、しかも空輸の前に栗東から成田への移動を挟まなければいけない点など、ちょっときつい感じはしますが、欧米ならこれぐらいは当たり前のこと。個人的見解ですが、大いにアリだと思います。いい結果が出せれば、これからはそういう海外挑戦システムが確立するかもしれません。応援したいですね。
 今日はこれから大井の東京盃でマイネルセレクトに騎乗しに行って、明日は美浦でダンスインザムードの調教に騎乗する(天候次第ではなくなるかもしれませんが)という日程。そうそう、月曜も東京に行っていて、岡部さんと一緒にJRA創立50周年の表彰を受けたのでした。行くまではなんの賞かよくわからなかったのですが、表彰式に出てみて、非常に光栄な賞であったことを実感しました。ありがとうございました。

2004年09月27日

神戸新聞杯の感想

 ダービー馬を負かしてやろうと思って臨んだ神戸新聞杯でしたが、結果は皆さんご承知の通り。バックストレッチあたりではキングカメハメハの手応えが怪しく見えていたのに、いざ行かれてみると凄い勢い。その加速力と持続力を改めて見直させられてしまいました。ボクのハーツクライの走りも、秋初戦としては十分に及第点なのですが、今回は完敗を認めるしかありません。
 タップダンスシチーの遠征断念のニュースは土曜日に聞きました。理由が航空機のエンジンの不調でしたから「気持ちの整理をどうやってつけたらいいのか」と嘆く佐藤哲騎手の嘆きもよくわかります。だからもっと早く行けばよかったじゃないか、というのは無責任な外野の声ですが、陣営は綿密な計画を立てて完璧に馬を仕上げていたのですから、そういう批判は筋違いというもの。不運、というしかありませんが、当事者としては、その一言で片付けられてしまうのでさえあまりにも無念でしょう。
 とはいえ、秋の古馬のG1戦線に一番戦いたくない相手に戻ってこられてしまったのですから、ボクとしても残念です。

2004年09月24日

メジャーリーグ中継にはまっています

 いま個人的にはまっているのはメジャーリーグ中継。そう、イチローさんのシーズン最多安打記録の挑戦を、手に汗を握りながら注目しています。初球からガンガン行くバッティングが目立っていますが、それでも「気持ちが焦っている」とは決して言わせないところが凄いです。
 今週は菊花賞トライアルの神戸新聞杯。ボクはダービー2着馬のハーツクライで、ダービー馬のキングカメハメハに挑みます。追い切りに先週、今週とまたがりましたが、当然ながらグンと上向いてきていることを実感しています。来週からはG1戦線が始まりますし、競馬はいよいよ秋の本格シーズン。いい競馬をお見せして、たくさんのファンの方に来てもらえるように頑張ります。

2004年09月15日

16年ぶりの姫路競馬場

 今朝は栗東トレセンでハーツクライの追い切りに騎乗。来週の神戸新聞杯でコンビを組みますが、休み明けとしてはなかなかの感触で、実戦が楽しみになりました。
 午後は姫路競馬場へ遠征。19歳の誕生日に初めて来て以来ですから、16年ぶりでしょうか。ほとんど変わった様子がなく、タイムスリップしたような感じがしました。レースはコスモブレーンという馬に乗って2着。ちょっと出負けして、気合をつけたら掛かってしまってと、あまりうまく乗れた気がしなかったのですが、勝った馬は前回重賞で2着している実力馬と聞いては、どう乗ってもダメだったようです。これで姫路は2戦1勝2着1回。勝率100%を続けたかったのですが、残念。こうなったら連対率の継続を狙うしかありませんね。

2004年09月12日

2つのメインをモノに出来て言うことなしです

 秋の阪神の開幕は土日に重賞が組まれているゴージャスな番組。メンバー的にはまだトップクラスとはいえなかったのですが、個人的にはその2つのメインを会心の騎乗でモノにするころができたのですから言うことなしです。いま、家に帰って美味しいワインを楽しんでいるところです。
 新馬券、3連単が始まって、いつもはあまり気にならない配当金の発表に少し興味をひかれています。なかなか当たらない馬券でしょうが、選択肢が増えて盛り上がるのはいいことだと思いますね。ボクたちジョッキーは、これまで通り、最善の結果を得られるように努力するだけですが。

2004年09月09日

今後の予定&さきたま杯の感想

 昨日、今日と、栗東で追い切りをこなしました。いよいよ秋競馬のシーズンの到来で、楽しみな馬たちとの久々のふれあいを楽しんでいます。昨日はスズカマンボが上々の動き、今朝はゴールデンキャストがいい感じでした。来週はハーツクライにも乗る予定です。
 その合間に、交流重賞の「さきたま杯」で浦和競馬場へ。ボクが乗ったマイネルセレクトは、完調にはもう一息の仕上がりだったようで、3コーナーで大きく息を吸い込んでしまいました。あれでは息がもちません。強敵と見込んでいたニホンピロサートがスタートでつまずくのを見て、「これは!」と思ったのも束の間、どっちも勝ち負けには届かずという結果。競馬は難しいです。

2004年09月05日

今週は脇役に甘んじておきましょうか

 フランスから帰国して、かなり涼しくなった小倉で2日間の騎乗。土曜日の午前中に人気薄の馬を1着に持ってこれた時はいい感じだなと思ったのですが、そのあと一つも勝てなかったのには自分でもビックリ。メーンは幸四郎に持って行かれましたし、小倉ターフ賞は福永君へ。今週は脇役に甘んじておきましょうか。
 今回のフランスでは久々にのんびりしてきました。毎日、かわるがわる色んな人に食事をごちそうになり、フランスでの人脈形成には大いに成果が上がった実感があります。「凱旋門賞に騎手が足りなくなったら呼んでください」と宣伝してきましたが、それは多分無理でしょうね。でも、望みは捨てずに待つつもりです。