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7月30日(金) リング下ではバカ男
みなさん。こんにちわ。試合後初のメッセージになります。
試合の方はどうだったでしょうか?久しぶりの佐藤嘉洋を堪能してもらえたでしょうか?
今回の試合、もし負けたら一年間お前は海外で何をやってきたんだ?っていう話になるので勝つことが、そして倒すことができてよかったです。

試合後の僕はと言いますと、もうバカ男ぶりをいかんなく発揮しました。
試合翌日25日は新宿で知り合いの親子と伊勢丹で買い物をしました。その後、親と離れて息子と二人で新宿の路上で変な人形を騙されて1000円で買ってしまいました。田舎者をコケにしやがって!!

そしたら新宿駅の前でクワガタ男がいたので、「なんだて!あれは!」とびっくりしてずっと見ていたのですが、みんな何もないような顔で素通りしてきます。東京の人って驚くっていう感情がないんですかね(笑)

ドラマ「とんぼ」の最終回で主人公が刺されているのに、みんな素通りしていくのはドラマだけの世界ではないように感じました。
人が倒れていたら助けてあげてくださいよ。もう。
「東京はクレイジーだ。名古屋がかわいく感じるがや。」と二人でビビリながら東京を出ました。
この日は家に帰って、もう寝ました。8時くらいから次の日の朝9時まで寝ました(笑)

26日は朝から海に行きました。愛知県の新舞子というところです。今年初の海水浴でウキウキでした。
炎天下の中、午前中から酒をあおり、2ヶ月ぶりの酒は妙に早く回ります(笑)
チューハイとジンロロックをかましたくらいから、僕の思考回路は元々おかしいのに、さらにおかしくなっていきました。僕はナンパっていうのがビビリなのでできないので、ひたすら酒を飲み、酔っ払って海にボディプレスをかましたり、友達とスパーリングをやったり・・・そうそうメンバーの中には戦友の杉浦磨もいました。

最後にはビールを頭からかぶって大の字でぶっ倒れたり・・・とイカレタ男5人が新舞子にはいたわけです(笑)

でも当たり前ですけど、ちゃんとゴミは全部持ち帰りましたよ(笑)

僕は色が白いので日焼けしてちょっとは強くみえるようになったかもしれないですね。
その後いつも応援をしてくれている「おかだラーメン」さんに激励賞も毎回頂いているので挨拶をしにいき、ラーメンをすすりました。ここの台湾ラーメンは名古屋で一番だと僕は思っています。

27日、この日で僕のつかの間の休みは終わりです。次の日からまた練習っす(泣)
27日は名古屋駅で用事があったので出向き、そのまま友達と合流して、またバカな人間に鞍代わりします。
その友達たちとバカなことを2〜3(グランド・セフト・オートっていう、マジでイカレタゲームとかやったりしました)してから焼肉を食べに行き、その後男5人だけ(海とは一部違うメンバー)でカラオケに行きました。
みんな上半身裸になってスカが流れればスカダンスをし、パンクが流れれば「オイオイ!!」言ってまるでパンクの会場のようにダイブしたりして暴れていました。

僕は尾崎豊、ブルーハーツ、太陽族、ジャパハリネットなどを歌いました。
「人生はロックンロールだでよ」とシミジミ言ってやりました。
・・・とまあこの三日間遊ぶに遊び、精神的なスタミナを回復させたわけです。遊ぶときは遊ばないとね。やるときゃやる。
次に向けて、また頑張ります!!


7月23日(金) KICKBOXING IS MY LIFE

みなさん。こんばんわ。佐藤嘉洋です。
それにしてもクソ暑い日が続きますね。東京では40℃超えたんですって? やってらんないっすね。
さて僕は明日とうとう約一年振りに日本で試合をするわけですが、実に去年の8月のガオラン戦以来の試合になるんですよね。
ガオラン戦の後、オランダ・スーパーリーグでチャップマンを倒し、今年2月にイタリアでヤッシーンを破り、4月にタイでチャンプアックに負けました。
この一年世界という大きな舞台を見てきて、改めて自分はまだまだ井の中の蛙だったと実感しました。
世界には強い奴がたくさんいました。

チャンプアックに負けてから怪我もありましたし2週間ほど練習を休ましてもらったんですよ。色々考える時間や強豪続きの連戦で疲れた心を癒す良い機会になりました。
そして考えてみたんです。自分がもしキックを辞めたときのことを。僕は今までキックでしか自分の存在証明をできずにいました。それが無くなってしまうと考えたらすごく怖くなりました。

今の僕にはキックは人生そのものなんです。
勉強もバイトもすべてキックに打ち込むためにやっていました。
時には友達も、そして大事な彼女さえもほったらかしにして一心不乱に打ち込んできました。そんな自分の唯一の存在証明がなくなるのは、もうそりゃ考えるだけで、とても恐ろしいことでした。僕には他に仕事もないし、逃げ道はひとつもありゃしないのです。ときにはそんなプレッシャーがマイナスに作用してしまうこともありますが、でもそんなコレしかない!!っていう覚悟が皆さんにも届いて応援してもらえるのではないかと思います。

また反感を買ってしまうかもしれませんが、僕は必ず面白い試合をする約束はできません。相手もある競技ですし、ガチンコで勝負しているのですから。
ただ僕の魂と勇気だけは本物と感じてください。僕は最後の最後までどんなに劣勢に立たされようが自分が勝つことだけを信じて、相手を倒すことだけを考えて前に出続けます。

ちょこまか逃げて、せこく勝ちを狙うなんてことはしない。狙うのは圧勝、完封勝利です。負けたら次がある・・・なんていうのは東京の恵まれた環境の中だけです。地方のジムは負けたら次は無いんです。生き残るには勝ち続けるしかないんです。
サンドバッグでゲ○を飲み込みながら打ち、スパーで体が動かなくて後輩にまでボコボコにされても、ミットで途中で気絶しかけてぶっ倒れても、練習がうまくいかなくてジムの裏で泣いても、次の日にはまた歯を食いしばってジムに向かうのもすべては勝つため。

みなさんは僕がトントン拍子で勝ち上がってきたと思っているでしょうが、勝ち星の数よりも遥か多く、挫折と苦悩を味わってきました。そして勝っても勝っても認められない日々を過ごし、ようやく陽のあたる場所へ出てきました。
挫折は人の見えないところで充分だ。リングの上では男らしく生きる自分だけを見せたいんです。
俺はここで負けるわけにはいかない。勝つって信じてる。
自分の人生を表現できるのはリング上だけだから。
7月17日(土)7.7 K−1 W・MAX 競技者からの感想
こんにちわ。今日は色んな人からこないだのK−1W・MAXの感想を聞かせてという声がありましたので、競技者の観点からの感想を述べたいと思います。

まずテレビ放映のなかった試合の感想から言いましょう。
ビンセント・スワ−ズVS大野崇選手。
この試合は大野選手が1RでKO勝ちだったのですが、これは多分すごいことだと思います。 相手のスワーンズはかなり強いとの触れ込みで来日したのですから。
この所ぱっとした活躍のない大野選手ですが、金星といって良いでしょう。

ラドイックVSイルマッツ
1Rにダウンの応酬があったようですが、2R以降はラドウィックはヒザでイルマッチを攻め立てたようですね。 日本トーナメントのイルマッツの活躍をみると、やはりラドウィックの底力は相当なものだと感じさせます。

コヒ選手VSザンビディス
2Rにコヒ選手が顔面ヒザでダウンを取ってからスタミナ温存のためか、あまり攻め込まなくなりました。
これが最終Rの残り30秒とかでダウンを取ったのであれば、勝つために良い戦法だとは思いますが、あんな早い段階で流していたら、危なかったと思います。あそこはダウン取ってから、ガンガンヒザで行った方が吉策だったのでは?
ザンビもそんなにハートは強い方ではないと感じたので、倒せたと思います。僕やマサト選手が戦ったソアレスと同等の強さくらいではないでしょうか。
もしくはソアレスの方が強いという意見もありました。

ブアカーオVSジョン・ウェイン
延長でブアカーオが勝ちましたね。
各媒体でこの試合はブアカーオが緊張していたとか、体がほぐれていなかったから延長まで行ったと書いてあるところがありましたが、みなさん!それは違う!!
ブアカーオは子供の頃からリングに何百回と上がっているんです。緊張という言葉は彼にはないでしょう。
この試合で準決、決勝の圧倒的な動きができなかったのは、緊張やほぐれていなかったのではありません。
ジョン・ウェインが威力を殺していたのです。
ジョン・ウェインはムエタイのTOPファイターと何人も戦ったきました。戦い方を知っているのです。
僕が「ゴン格」でブアカーオを優勝候補に上げなかったのは、ジョン・ウェインとの体重差を考慮し、そしてムエタイとの戦い方を知っているからでした。
だからブアカーオはジョン・ウェインには勝てないと考えたのです。
しかし、体重差というハンデがあってもジョン・ウェインがブアカーオには敵わなかったのは僕も予想外でした。
脱帽です。
この試合が事実上の決勝戦ではなかったかと思っています。
反対のブロックにジョン・ウェインがいれば、ウェインが上がって来ていたことでしょう。多分ね(笑)。ウェインの左ミドルをスウェーでかわしてブアカーオが右ローをヒットさせて、その後ウェインがにやりと笑うところなんかは、痺れました(笑)

魔裟斗選手VSナラントンガラグ
前回の試合で脅威の打たれづよさを誇ったモンゴルの方が魔裟斗選手と対戦しました。
ガラグのパンチのキレはクラウス戦よりもありました。それにあのローリングデンジャーは危険な技ですね。
前足がフェイントで後から後ろ足が来るので読みにくい技です。あの技は空手の方がよくやる単なる掛け逃げの技ではなくて、れっきとした技と言っていいでしょう。
判定は微妙でしたが、どちらかというとダメージを多く与えていたのは魔裟斗選手でしたね。

クラウスVSガイダルべコフ
僕がゴン格でダークホースに挙げていたのが、このロシアのガイダルベコフです。
前回ダイジェスト(3秒くらい)でカノレッティを足払いでこかせたのをみて、こいつはただのロシア人じゃねえなと感じました。あの足払いは基本がしっかりしてないとできません。
この試合はダイジェストで短かったのでなんとも言えませんが、ガイダルベコフは予想通り結構強かったですね。
対してみたら非常にやりにくい選手だと思います。穴が少なそうです。

コヒ選手VSブアカーオ
コヒ選手は一回目にこかされた時点でハートが折れていました。僕にはわかりました。
ハートが折れたら絶対勝てません。
コヒ選手はムエタイには完全に苦手意識を持っているなと見受けられます。どうせやられるんだったら、真っ向から見事に散ってほしかったというのが僕の思いです。
僕はガオランと戦ったときはそんな気持ちで行きました。だから全然怖くありませんでした。
チャンプアックに負けたときも倒されてもいいから倒すつもりでいきました。どうせ判定になったら負けなんだから。
あっ僕の試合の感想はどうでもいいですね。すいません。

魔裟斗選手VSクラウス
パンチVSパンチでの攻防になりましたね。
毎回やるたびに魔裟斗選手とクラウスとの力の差が開いているように見えます。
クラウスは魔裟斗選手との2回目やったとき(ドロー)のような戦い方をしたほうが、今後も活躍できるのではないでしょうか?
今のようなパンチ一辺倒では勝ったり負けたりの繰り返しだと思います。
スーパーリーグで噛ませ犬的な選手とばかりやっているので、勝って自信はついていますが実力はついて来ていないです。
スーパーリーグでマライペット、ベンローイ、ムスタファ・デデ、パウロ・パリーシャあたりと激戦を繰り広げたほうが強くなりますよ。そうだ!佐藤嘉洋も入れておきましょうか(笑)。
強くなるには負けてもいいから試練が必要です。(できれば勝ちたいけれど)
戦績の勝ち星の数なんて関係ないじゃないですか。いかに強い奴と勇敢に魂を込めて前に出て戦うかですよ。散るなら散れ、咲くなら咲け!

決勝 魔裟斗選手VSブアカーオ
判定には度肝を抜かれました(笑)
またブアカーオの度肝を抜かれた顔が印象的でした(笑)
延長で負けはしましたが、魔裟斗選手からはハートが伝わってきました。すべての要素において今回はライト級!!のブアカーオが一番強かったんです。ムエタイのライト級が70kgで通用するっていうことはすごいことですよ。
僕の予想の範疇を超えていました。
サームゴーはもうただのタイ人に成り下がってしまったけれど、ナムサックノーイ、クンスッグ、ペットナムエークとかも活躍できるのではないでしょうか?
全盛期のアタチャイとかも見てみたかったですね。
ちなみに4月に僕が負けたチャンプアックはヒジをなくしたら、ただのガンガン攻めてくるバカなムエタイ戦士に落ちると思うのでお勧めできません。奴をみるならヒジ有りです。

24日の全日本キックに初来日のパジョンスックは強いですよ。ガオランには負け越してますが、ガオランよりも怖さがある選手です。うまさのガオラン、強さのパジョンスックといった感じです。

以上佐藤嘉洋の感想でした。

7月9日(水)7月7日「もう!!会長(怒)!!ぷんぷん」
みなさん、こんばんわ。7月初めてのメッセージになります。
練習もピークで疲れがやばいくらい溜まってます。
今日7月7日も練習なのですが、7月7日と言えばK−1WMAXがある日です。
僕は今月テレビの一番の楽しみとしてK−1WMAXを心待ちにしていたのです。
もちろん放送時間中はバリバリに練習しているので、生で見れるわけもなくDVDに予約してありました。ランニング中も今日のマサト選手の調子はどうかな〜? コヒ選手は減量失敗か〜。ジョン・ウェインはやってくれるかな〜、と楽しみにしながらランニングしていました。

そしてジムに戻り、ミットの連打の嵐をアホのように蹴りまくり、半死にしているところにスパーリングをやり、首相撲を3人掛けで1時間近くもやり、最後のサンドバッグ連打、ボディー打ちが終わって、さあ今日も一日おつかれさん!! あとは補強やって家帰ってK−1観るか!! という気持ちだったわけです。

ただ怖いのはうちの会長です。練習が終わった後2階にスタコラさっさと早く消えて行きました。・・・やべえ絶対K−1観てる・・・なんとか結果を言わせないようにしなければ。
俺の7月の楽しみを奪われたくない(笑) 隣にいる竹村健二にも「会長来てもK−1の話題に触れちゃダメですよ」と釘をさしておきました。
竹村さんは「そんなこと言われなくてもわかってますよ」と言わんばかりの含みのある笑顔で僕にうなずきました。

そしてストレッチをしているとドアの開く音が・・・カチャ!!
カチャの音が僕にはゴングに聞こえました。「対決だ、会長! 絶対結果は言わせない!!」
僕は瞬間的に両手を前に出し「止めてくれポーズ」をとりながら、「会長僕K−1はDVDにとってあるんで結果言わないでください」と言いかけた瞬間・・・ほんとに瞬間です。
僕が「会長!!ぼ・・・」という言葉に合わせてカウンターで、「ヨシヒロ先生。予想は見事に外れましたな。ハッハッハ!!」という言葉を残し、またドアを閉めて2階に上がって行きました。

止められなかった・・・

たとえて言うなら、僕が起死回生の右のストレートを打ちにいったら、カウンターの左のテンカオを合わされて悶絶KOを食らって、そのままカウントもとられずにストップを掛けられた感じです。
まさか開口一番に言われるとは・・・クソー!!
僕も将来もしジムを持つようになったら弟子に同じことしてやる(笑)

ちなみに僕の予想というのは・・・今月号の「ゴング格闘技」でこの大会の優勝者の予想をしていたんですけど、そこに優勝候補にジョン・ウェイン、対抗馬にガイダルベコフ、マサトを挙げていました。

予想は見事に大はずれでした。やはりジョン・ウェインVSブアカーオが事実上の決勝戦でしたね。言い訳させてもらうと、僕の予想は組み合わせを見る前の予想だったんです・・・う〜ん、ただの言い訳ですね(泣)
しかしブアカオは強かったねえ。ひさしぶりに日本国内で本物を見た気がしました。
僕が見てきた世界各国にも凄いのがいましたけど、狭い島国にずっといてもわからないことがあるんです。
ブアカオの強さにしびれました。そして体がうずうずしてきました。
「強い奴また見〜っけ!!」

「僕は一人の男としてブアカオと戦いたい!!」とここに宣言します。


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