7月24日に約1年振りの日本での試合が決まりました。
去年の8月のガオラン戦以来、オランダ、イタリア、タイと海外遠征を続けてやっと日本に戻ってきます。
6月の全日本でリング上挨拶があったんですけど、「ヒジ無しでしかも3Rなんて、お嬢ちゃんルールだがや。7月は本物のキックを観に来てください」と言っておきました。
僕自身、去年のスーパーリーグ、今年2月のWPKCの世界タイトルマッチでヒジ無しルールを2戦連続で経験して文句なしの勝利を収めて、「さあ3冠だ!」と意気揚々と乗り込んで行ったルンピニースタジアム。
見事にヒジで切り裂かれて負けた訳で・・・ヒジ打ちの過酷さを痛感させられた一戦となりました。
どんなに有利に試合を進めていてもヒジ打ち一発ですべてが終わってしまう・・・厳しいと思いませんか?
はっきり言って僕はヒジ無しルールの方が合っているのかもしれません。フィクリに負けたときもヒジで鼻骨を折られて判定負けでしたし、チャンプアックにも切られてTKO負けでしたし・・・。
まあその代わり僕もヒジ打ちは得意ですけどね。だからこそ、立ち技では一番過酷なこのルールが真のキックボクシングだと思うんです。(日本においては・・・)
それにヒジ打ちが流血を誘ってTV的に悪いとよく言われますが、僕は倒れた相手に馬乗りになって顔面に、ぼこぼこパンチを打ちまくるほうがよっぽどTV的によくないような気もするんですけどねえ(汗)
次に3R制。一流の選手が鍛えてお互い強い者同士が戦えば、3Rで決着がつくことの方が少ないはず。
3R制の導入は試合展開を早くするためだとか、試合がダラダラするだとからしいですけど、そんなダラダラ試合するような選手を、5回戦や日本ランカーに上げてはいけない。そういう選手は3回戦のままにしておけばいいんです。
んで5R戦えるスタミナと技術が付いたら、そこで日本ランカーなり、5回戦にあげるべきだと僕は思う。でも今のキックの団体の乱立や層を考えると難しいかもしれません。
去年のスーパーリーグの大会なんかは全11試合全部5Rでしたけど、まったく飽きることはありませんでした。
とまあここまで好き勝手言わせてもらいましたが、ここまで言ったからには僕も試合で責任を取らなければなりません。海外では全部劇的な勝利ばかりなのですが、日本では数回まったりした試合をしてみなさんに退屈な思いをさせたことがあります。来月はそんなことが無いように本物のキックボクシングを見せられればいいなと思います。
でも、本物のキックボクシングってのはパンチ、キック、ヒザ、ヒジ、首相撲全部含めてのキックボクシングです。ただの殴り合いで盛り上がるのもキックの楽しみですが、どうかキックを見慣れた方は是非ヒジやヒザ、首相撲の攻防の細かい技術でうなり、初めて観に来た方に技術解説でもしてあげてください。
願わくは競技としての発展があらんことを・・・。
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