この日の夜9時より計量である。体重に余裕があったので、昼間はプロモーターのマルコさんと軽く昼食を食べに出かけた。
そこでマルコさんにヤッシーンのことについて話を聞いてみたところ、ヤッシーンはムエタイがベースだがパンチが非常に強く、デニービルに5〜6年前に勝っている。イッティポンには判定2−1で敗れはしたが、パワーでは押していた。キャリアは90戦近くある。年齢は30歳。
などを聞いた。
それと同時に僕とイッティポンの試合をビデオでマルコさんは見たらしく、
「あの試合はしびれたぜ!!」
と言ってくれた(笑)
「今回の試合はノープロブレムだよ。」
とも言ってくれた。
実際は全然ノープロブレムではなかったのだが・・・(笑)
食事に行った場所は会場のマツダスタジアムのすぐ隣で、昼食の後に会場の下見に行った。
「で、でかい!!」
代々木第2と同じくらいと聞いていたが、僕は代々木第2に行ったことがないのでわからない。とりあえず、でかいというが最初の印象だ。こんなでかい会場で客入るのかよ。と思った。
今日の計量はこの会場で行うとのことだった。
ホテルに帰って、計量までのんびりと時間を過ごす。夜の8時にロビーに集合して会場に向かうとのことである。
そして、夜8時にロビーに行ったがいつまでたっても迎えはこない。選手達は待ちぼうけだ。すると電話が入り、8時20分に向かえにくるという。ロビーで時間を過ごす。
だが20分過ぎてもまだこない。そして、またフロントに電話が入り、今度は50分に来るという。
そして計量の場所はマツダスタジアムから、選手達が泊まっているこのコロンブス・シーホテルに変わったらしい。
もう20数戦戦ってきたが、計量の場所が変わったのは初めてだ。(笑)
計量が始まり、日本人選手3人は全員一発でパス。その対戦相手3人は全員オーバーだった・・・。しかも、その3人とも落とす気はまったくなし・・・。結局、一応は落としたことにはなっていたが、実際のところはどうだったんだろうか?
ヤッシーンは
「下痢気味だからいいだろ?」
なんて言い訳をしていた。
丸山の相手のミルコ・マンチュソは800gオーバーだったのだが、
「パンツが800gあるから許してくれ」
と懇願していた。
ここまでくると訳がわからん。
俺だって今回ずっと体調が悪いんだ。それでも体重だけはしっかり落としてきた。
タイトルマッチの時くらい、体重はしっかり落とせ!!
これだからキックボクシングの競技性がいまいちぱっとしないんだ。ちっ!!
結局体重は不透明のまま試合翌日を迎えたのである。
〜つづく