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2002年11月

11月29日
ブラックジャックによろしく週刊モーニングで連載中の『ブラックジャックによろしく』という漫画に毎週考えさせられています。 医者の研修医が日本の医療のあり方などに自問自答し、 悩みつづけるという内容で、今は未熟児の双子の話をしています。 これはある夫婦が不妊治療を続け、体外受精をし、 やっとの思いで生まれた双子の子供のうちの一人がダウン症だったという設定で、 二人の赤ちゃんは何かしらの治療をしなければ衰弱死してしまうのですが、 親の方はそれを悩み悩んで拒否しています。 親の承諾を得られなければ手術ができないという日本の法律があり、 主人公の研修医は親権停止をするしか方法はないと知り、 ここで真剣に親権停止をしようと考えます。 しかし、医者は言いました。 「お前はこれから一生この他人の赤ちゃんを世話する覚悟はあるか?」と。 この問題にモーニングのアンケートには、 この研修医のやってることや、言っていることは『偽善』だとする意見もあれば、 人間として当然の行為だという意見もありました。 いざ自分の立場に立って、僕なら他人の赤ちゃんを責任持って育てられるだろうか? と考えたら正直自信はありませんでした。 かといってこのまま少しづつ衰弱していって最後には絶えてしまう命を 黙って指をくわえてみているだけなのか・・・ そう考えこんでしまいました。 ただ、でも偽善と言われようが、 その助けようとする気持ちが大事なのではないかと思いました。

11月27日
帰国報告まず出発前の僕へ 『ごめん、ベルトは持ってこれなかったよ』 今さっき名古屋空港へ到着して、自宅へ帰宅しました。 今回残念な結果になって、 期待してくださったみなさんには申し訳ありませんでした。でも僕自身負けたことはものすごく悔しいですけど、 誰に見せても恥ずかしくない試合をしたので、 胸を張って帰国しました。 最後まで自分を信じて、最後まで諦めずに戦い続けました。 これで負けたということはまだまだ僕が弱かったということです。 それなら今度は勝てるようにもっと強くなればいい。 試合には負けましたが、心で負けることはありませんでした。 僕の戦い方が好きな人も嫌いな人(僕はブーイングも声援の一つと考えています。『笑』) もまた頑張るので応援よろしくお願いします。

11月24日
WPKL世界ウェルター級タイトルマッチフィクリ・ティアルティーというK−1W・MAXで活躍している アルバート・クラウスよりもオランダ国内では評価が高いという オランダ中量級のエースとタイトルマッチをします。 これに勝てば小林聡選手に次ぐ、世界2冠王になります。

11月22日
行ってきます殺られるなら いさぎよく散ろうじゃないか ほととぎす(字余り) こんな気持ちでやれることはすべてやってくる気持ちです。覚悟しとけ!!フィクリ!!

11月21日
ONE FOR ALL!!ALL FOR ONE!!明日の10時55分の便で名古屋空港から出発します。 これまでの厳しい練習、久し振りに厳しい減量があと数日で報われます。 試合が終わるのは日本では25日の早朝になるみたいです。 ファンの方から頂いた言葉で 「リングから降りるとき、日本の朝の太陽よりも明るい笑顔でいることを願っています。」 という言葉を頂きました。本当にそうなってるといいなあ。(他人事) まあやってみなけりゃ勝負はわかりませんから。 いつもどおりの動きをみせてやります。 自分の力以上の120%の力を出そうと思うと80%くらいしか出ないんで、 100%の力で、自分の実力の最高を出すように心がけています。 自分の力を過信しすぎないように かといって自分の力を低く見過ぎないように 自分の力を信じて 最後の最後まで諦めずに悪あがきをします。 自分を信じると書いて、『自信!!』と書く。 自信を持って頑張るぞ!! そして竹村健二が無念すぎる敗北をしたので必ず敵をとってきます。 全ては一人のために。一人は全てのために。 勇気あふれる闘いを・・・

11月20日
クロムハーツ高校3年生のとき、プロデビュー戦を記念して、 デビュー戦のファイトマネー全部はたいてクロムハ−ツのスターのチョーカーを買いました。 なんでスターを買ったかというと、 キックのスターになると心に決めていたからです。 それ以来僕の家宝でもあるこのチョーカーの皮ひもがうちの猫に食いちぎられました。 WPKLのタイトル獲ってもっとファイトマネー上がったら、 新しいシルバーを買って、このスターを一緒につけてやろうと思っています。 最近レナード・カムホートなんか結構いいなあって思ってます。

11月18日
一夜明けて気持ちはずいぶんと落ち着いてはきましたが、 やはりあの光景が頭から離れません。 昨日竹村さんは何一つ言い訳しませんでした。 「スリップした自分が悪い。それに倒せば良かっただけの事。」 ・・・・・・男でした。 別に僕も前田選手を攻めるわけではありません。 前田選手だって勝つために本当にこれまで一生懸命練習してきたと思うし、 勝つために最大限の努力を試合で出しました。 本当に二人の熱い気持ちがぶつかった良い試合だったと思います。 竹村さんも可哀想だったけど、前田選手も可哀想だった・・・ ただ一つだけ言える事、僕達はこの道にマジで人生賭けている。 こっちがマジでやっている以上、 周りの人だってマジで見てほしい。 たった一つのミスが一人の人生を変えてしまうことだってあるんだから。

11月17日
そんなまさかまさか悔し涙で竹村さんの試合を見終えるとは思いませんでした。 神様は今日僕達に微笑んではくれなかった。 前田選手にはこれからフェザー級チャンピオンとして頑張って欲しいです。 でも僕の心の中では竹村さんがチャンピオンベルト巻いてます。

11月16日
明日竹村健二のタイトルマッチですとうとう明日に迫ってまいりました。 竹村さんのタイトルマッチ。 僕も当日は新幹線で応援に駆けつける予定です。 普通なら試合を1週間後に控えているので観に行かないのですが、 お互い色々苦労を共にしてきた仲です。 タイトルマッチくらいは見たかったし、 なんか1週間後の試合にもパワーをくれそうなので観に行くことに決めていました。 竹村さんもデビューして3年と5ヶ月。 ずっと一緒に頑張ってきたから感慨深いものがあります。 トップコンテンダーに就いてから約1年ずっとタイトルから見放されていたけど、 やっときたこのチャンス。 プレッシャーをかけるわけじゃないけど獲るなら今しかないよ。KJ!! 竹村健二よ。明日の夜にはフェザー級の☆となれ!!

11月15日
関博司と笛吹丈太郎とスパー二日連続で元NJKFフェザー級2位の関博司さん、 NKBライト級チャンピオンの笛吹丈太郎さんとスパーリングの相手をしてもらいました。 どうもありがとうございました。 そしてもう一人、週に2回は相手をしてくれている大道塾の空手家の鈴木さんに首相撲でいつもいじめられています(笑) 関さんのパンチは相変わらず重かったし、 笛吹さんのパンチも相変わらずキレがありました。 オランダ人と戦う僕にとってはいい練習になりました。 ところで関さんは来年の春くらいにとうとう本格的に復帰しそうです。 頼もしい先輩の復帰で僕達も俄然やる気になりました。 またつらい道ですけど傷の舐め合いのようじゃなくて、 お互いを高めあっていけるような戦友として一緒に頑張っていきましょう。 んで、笛吹さんですが、12月5日のタイの国王の誕生日大会に出陣だそうです。 この大会といえば世界各国から超一流の選手たちが一堂に会する大会として有名です。 タイでも笛吹さんのパンチが炸裂することを祈っています。

11月14日
發田隆二NKBミドル級1位の發田隆二選手が引退を表明しました。 發田選手とは2000年の4月に横浜のクラブへブンという会場で NJKFのヤングファイトがありメインで対決しました。 このとき僕は代打出場で試合が2週間前に決まり、 しかもライト級なのに68KG契約で試合をしたんです。 結果は判定で僕が勝ったのですが、 かなりキツイ試合でした。 あれから2年と半年。發田選手もNKBのタイトルを争うようになって、 メインイベントにも登場するようになってさあこれからというときだったと思われますが、 こればっかりは本人の決断です。仕方ありません。 他人がとやかくいう問題ではないですからね。 僕だってやめるときは誰に何を言われようがやめますからね。 本当におつかれさまでした。 僕はもう少し頑張ってみます。 もう少し生き急いでみます。

11月13日
おはよう御座います時差にならすために昨日から毎朝6時に起床しています。今起きて日記書いてます。 大体日本とオランダの時差は7時間なので、6時に起きておけば、 オランダでは夜の11時ということになります。 メインイベントでの試合なので 夜の9時から11時くらいの間に試合が行われると予想して6時に起きました。 実際は4時くらいに起きた方がいいのでしょうが そんな外が暗いうちから起きても、あんまり意味がないかなと思います。 多少なりとも太陽の光に当たっておいた方が良いって聞きますからね。 それで30〜40分くらい起きてまた寝ます。 それではおやすみなさい。早起きは3文の徳ですよ。

11月12日
格通読者投稿欄に佐藤嘉洋のことを書いて送ってきてくれた人がいました。嬉しかったっす。 僕のHPの書きこみでもそうですけど着実に試合に勝っていけば、 確実に応援してくれる人は増えてくるんだなあと思いました。ガンバロッと。 今日脂肪率計ったら6.1%でした。あと3KG落とさないといけないので、少々しんどいかな。 なんか5%以下になると生殖機能に異常をきたすって本に書いてあったのでびびってます。

11月10日
ジェネジャンジェネジャンという番組でここ最近ずっと話題の中心になっている 北朝鮮拉致問題について討論が行われていました。 中学生よりも頭の悪い大学生の僕が聞くとすごいためになったし、 いいこともたくさんいっているなあと思いましたが、 一つだけずっと気にかかっていました。 番組の最後の最後まで北朝鮮の悪口をいっていたことと、 この問題の原点については日本が悪いっていうことを誰一人言わなかった事です。 いや、ひょっとしたら言っていたのかもしれませんが、 カットされただけなのかも・・・ 日本は全然悪くないんですかね? 僕は日本も多少なりとも悪いって思いますけど。

11月7日
練習もピーク練習もピークにさしかかり、 毎日が勝負の日を送っています。 練習終わったあとは思わず放心して、ボーっとしてしまいます。 あと2週間と半分頑張ります。日本は22日に発ちます。 試合が24日なので結構キツイ日程です。 去年ドイツ行ったときも、時差ぼけが激しかったですからねえ。 なにしろヨーロッパに行ったのがドイツが初めてでしたから、 時差ぼけというのを舐めていたというはあります。 タイは2時間の時差でほとんど苦にならなかったし、 小学校の頃、親が相撲クイズで優勝した賞品で行ったオーストラリアは時差はないですからね。 今回は7時間という時差をどう克服するかがまた勝敗を左右する大事な要因になると思います。

11月4日
覚悟前回の清水選手との対戦で僕は少々自分を見失っていたようだ。 とにかく良い試合を・・・打ち合わなくては・・・ そんなことばかり考えていた。 3Rのインターバル中にも会長に 「つまらんくなってますね。」 と言ったほどだ。・・・試合に集中しろよ! 試合中にそんなこと思ったのは初めてだった。 僕はパンチで打ち合おうとしたのだ。 お前の個性はヒザではなかったか? チャルムサックに勝ったとき、ゴング格闘技で僕はこう答えた。 「パンチで打ち合うのだけが真っ向勝負じゃない。 僕には僕の真っ向勝負があるから。」 僕には僕の真っ向勝負・・・ 最近の僕の考え方はみんなの意見に流されすぎたように思える。 流行に乗るのは確かに大事だけれど、 僕はそんなスケールの小さい人間になりたくはない。 ならば僕が流行を作っていこうじゃないか。 パンチで打ち合うのが今の流行りなら、 僕はそれにヒザで真っ向勝負をしにいく。 ここ最近周りから色々言われて、すごい迷った時期もあった。 でももう心に決めた。僕は僕のやり方で世界を制する。 批判したいなら批判すれば良い。 何を言われようがもう揺らぎはしない。 自分を持つということの大切さを改めて感じた。 今度僕のこの気持ちが揺らいだら、静かにリングを去ります。 誰の真似でもない、僕は僕の道を行く。 いつかこのファイトスタイルが栄光に変わる日を願って。

11月3日
覚悟11.4の日記に覚悟書いておきますんで見てみてください。 もう決めました。我が道を行きます。 それにしても急に寒くなってきて、 うちはストーブたいてます。 夏の暑いころが懐かしく思えてきますね。 でも僕は冬が好きです。 冬が来ても自信をもって好きといえます。 なんか冬の雰囲気が好きなんですよね。 こうなんていうかなあ、気温は寒いけどなんか心はあったまってくるというか・・・ 街のクリスマスが近づいてきてライトアップされるとなんとなく幸せな気分になってきませんか?


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