福岡$50,000
博多の森テニス公園
〒816‐0052福岡市博多区東平尾公園1-1-1
大会要項はここ
5/5-5/11
昨日の3回戦、ほぼ完璧な内容でクルム伊達公子を破った中村藍子。
準決勝で米村知子と対戦した。
北京オリンピック出場権を得るには少しでも多くポイントを取りたい。
6月9日付けのランキングで決まるオリンピック、
そこまでに取れるポイントは取り、確実なランキングにしたいと思う中村。
伊達に勝ったことでポイントの多い優勝の期待も高かった中村だったが。
その勝利の後に思わぬ落とし穴が!!
特別レポート 内田暁
<<準決勝>>
◎米村知子 62,36,76(0) ●1)中村藍子
立ち上り中村はいきなり、人口芝に足を取られ転倒するハプニングに見舞われる。
試合後に中村は、この転倒による怪我などはなかったとしながらも(膝は擦りむいたが……)、
「オムニコートは、滑るのにつっかかったりと、変なクセがある。
第三セットにも滑りすぎて膝が逆に入ってしまった。
(転んで以降)滑るのが怖くなってしまった部分はあった」
と振り返る。
だがそれ以上に米村のプレイが良かったと称え、
さらには、「相手が格下ということもあり、競った場面で不安な気持ちになったりした」
とメンタル面で受身に立ってしまったことを告白。
特に、第三セット5−4とリードして迎えたサービスゲームでは、
マッチポイントを握りながらもダブルフォルトを犯した。
「取りたいという気持ちが強すぎたし、
米村さんが上手くプレッシャーをかけてきた」
と、駆け引きの面で相手に上を行かれたことを悔やんだ。
対する米村は、「中村さんは、昨日伊達さんに圧倒的なスコアで勝っている。
そこで彼女の気持ちがフッと途切れるのではないかと思っていた。
私としては、チャンスがあると思っていた」
と、中村の心理面を読んだ上で、
高い集中力で試合に入ることに成功していた。
この心理面の差が、試合終盤の競った場面、
そしてタイブレークで米村に優位に働いたのだろう。
米村が強烈なサーブと安定したフォアハンドのストロークで試合を組み立て、
6−2、3−6、7−6(0)、2時間25分の熱戦を制した。
決勝に進出した米村は、明日、先週の岐阜に続き連覇を狙うタナスガーンと対戦。
一方の中村は、来週の久留米には出場せず、
イスタンブールの大会を経てフレンチオープンに出場予定。
フレンチで二週目に勝ちあがれなかった場合は、同週に行われる芝の大会に出場し、
オリンピック出場に望みをかけるつもりだ。
<<準決勝>>
◎米村知子 62,36,76(0) ●1)中村藍子
◎2)T.Tanasugarn(THA) 64,62 ●4)M.South(GBR)
<<ダブルス準決勝>>
◎加藤茉弥/J.Moriarty(AUS) 46,61,10-7 ●久見香奈恵/越野由梨奈
◎3)M.South(GBR)/N.Thyssen(NED) 75,75 ●黒田祐加/K.Lykina(RUS)
内田 暁 プロフィール
『スマッシュ』『スポーツナビ』などのメディアに執筆するフリーライター
伊達公子に魅了されテニスの世界に
デルレイビーチでの錦織圭の優勝
続くサンノセの錦織圭対ロディック
などを目にした数少ない日本人ライターの一人。
(写真 てらおよしのぶ)
[テニスジャパン:2008/05/10 19:38]
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