<村田庸三の西の陣:京都新聞杯>
芝の3戦では2、1、1着と底を見せていないブラストダッシュが、一生に一度の晴れ舞台・ダービーへの扉を開ける。未勝利勝ちが裏開催の中京。前走のアザレア賞は2番手からの競馬で勝つには勝ったが、2着馬に3/4馬身差での勝利。直線では後続を突き放すこともなく、前々走と同様に派手さには欠けたのは事実だ。しかし、逆に言えばこれがブラストの強みなのだ。アザレア賞で手綱を取った後藤騎手が「馬自身が後ろから来る馬に合わせて走っていた感じ」と話しているように、レースセンスの良さは折り紙つき。勝つための走りを、生まれながらにして体得しているといっても過言ではないだろう。
中3週は、他馬よりも間隔をあけての出走。そのおかげで1日、7日と立て続けに併せ馬での追い切りを消化できた。2月のデビュー以降では一番の仕上がりといっていいだろう。前走で緩ペースを気にすることもなくピタリと折り合いをつけていたように、展開や顔触れなどに成績が左右されることもない。重賞初挑戦だが、今回はあん上に武豊騎手を配して万全の態勢を整えている。馬単(8)=(11)、(8)=(12)、(8)(5)、(8)(2)、(8)(10)、(8)(13)。
[日刊スポーツ:2008/05/10 08:57]
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