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ファントムさらっと勝つ/プリンシパルS(日刊スポーツ)

<岡山俊明のこの一手:東京11R>
 東京土曜メーンは、ダービーへの最終切符をかけたプリンシパルS。岡山俊明「この一手」は、テラノファントムに期待した。田村康仁師(45)、藤田伸二騎手(36)が、ともにほれ込む逸材。前走後の仕上がりも順調で、ここは勝って本番に向かう。
 96年にダービートライアルとして新設されたプリンシパルSで権利を取った馬のダービー最高着順は、98年ダイワスペリアーの3着(96年ダンスインザダーク=ダービー2着=は弥生賞を勝っていて賞金は足りていた)。ここで権利を得ても道は険しいが、今年はジンクスを覆そうという馬が出てきた。3戦2勝のテラノファントム。新馬戦で馬場入りする際、藤田騎手は「モノが違う」と田村師に告げたそうだ。予言通りにあっさり勝った後、2戦目に弥生賞参戦を進言したのも藤田だった。さすがに経験の差が出て5着だったが、上位4頭は皐月賞で上位を占めた(マイネルチャールズ3着、ブラックシェル6着、タケミカヅチ2着、キャプテントゥーレ1着)。マイネルチャールズとは0秒4差、キャプテントゥーレとは鼻差。ハイレベルのメンバーで善戦した価値は大いに認められる。一流ジョッキーの直感に狂いはなかった。2勝目を挙げた前走の勝ち時計1分48秒9は、スプリングSと同タイムだ。
 大切な運もつかんだ。東京2000メートルの外枠は圧倒的に不利だけに、距離ロスなく好位を取りやすい1枠2番は絶好。9日、ポリトラックでの動きを確認した田村師のトーンは天井知らずで上がる。「調整のぶれはまったくない。さらっと勝ってダービーに行く。本番で疲労を残さないためにも良馬場でやりたい」と早くも次を見据えている。とても逆らえない。馬単(2)=(7)、(2)=(11)、(2)(17)、(2)(1)、(2)(3)、(2)(5)、(2)(6)、(2)(10)。

[日刊スポーツ:2008/05/10 08:57]

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