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ソング無敗のマイル王へ/NHKマイルC(日刊スポーツ)

ソング無敗のマイル王へ/NHKマイルC

坂路で追い切ったスプリングソングは絶好の動き

<NHKマイルC>
 98年のエルコンドルパサー以来、史上2頭目の無敗制覇を狙うスプリングソング(牡3、栗東・鶴留)が8日、栗東坂路で絶好の動きを見せた。前半から意欲的に飛ばし、4ハロン51秒2。しまいも12秒3の切れ味で万全の態勢を整えた。重賞出走の経験はないが、3戦3勝の内容は大物感十分。4連勝で一気に3歳マイル王の座を射止める。
 負け知らずの新星が自慢の切れを見せた。池添騎手がまたがったスプリングソングは、坂路で単走追い。ラスト1ハロンをすぎてからハミを2、3度掛け直されると勢いがついた。500キロを超える馬体から繰り出されるフットワークは迫力満点。首を上下させて推進力を増した。4ハロン51秒2。最初の1ハロンが13秒9、続く2ハロン目が12秒8と、スムーズな加速で理想的なラップを刻んだ。頂上付近でも脚色は衰えず、ラスト1ハロンは12秒3でまとめた。「しまいはやっておいてくれという指示。G1だしきっちりやっておいた。まだトモが緩く成長段階だが、調教でこれだけビシッとやったのは初めて。いい出来で出せると思う」と池添は手応えを感じていた。
 2月2日にデビューしてから、一気にG1まで駆け上がってきた。ここ2戦は中2週、中1週。前走後はレース中の傷ばれで3日間調教を休んだが、その後はすぐに再開できた。4日にも時計を出し、この日もハードに追えたことで、いい状態に持ってこれた。母スプリングチケットの背中も知る池添は「体形は違うけど、追ってからの反応の良さは似ている」と話す。
 重賞未経験で、強敵との対戦は初めてだが「負けてない強みがある」(池添)のも事実。前走は抜け出してからヨレたが、これも余裕がある証拠。2歳王者ゴスホークケンに、クラシック好走馬が加わり楽ではないが、未知の魅力ならメンバー中1番。連勝の勢いで頂点を極めてもおかしくない。【高橋悟史】

[日刊スポーツ:2008/05/09 08:59]

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