トップ > その他の競技 > その他の競技ニュース一覧 > <仙台ハーフマラソン>五輪代表・野口みずきが2連覇(毎日新聞)

仙台国際ハーフマラソンで優勝し、ガッツポーズでゴールする野口みずき=仙台市青葉区で2008年5月11日、手塚耕一郎撮影
陸上の仙台国際ハーフマラソンは11日、仙台市・宮城陸上競技場から仙台市役所前に至るコースで行われ、女子は北京五輪マラソン代表の野口みずき(シスメックス)が1時間8分25秒で2連覇した。男子はアルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)が1時間1分55秒で優勝し、中尾勇生(トヨタ紡織)が2位。マラソン日本記録保持者の高岡寿成(カネボウ)は9位、北京五輪マラソン補欠の藤原新(JR東日本)は体調不良の影響で75位だった。車いすは山本浩之(友愛病院)が44分18秒で制した。
▽男子 (1)アルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)1時間1分55秒(2)中尾(トヨタ紡織)1時間2分0秒(3)家谷(山陽特殊製鋼)1時間2分5秒▽女子 (1)野口みずき(シスメックス)1時間8分25秒(2)モンビ(アルゼ)1時間8分31秒(3)町田(日本ケミコン)1時間11分44秒
◇「自信持って北京へ…」と手応え
野口が五輪前の最後のロードレースで快走した。上りが続く終盤もペースが崩れず、昨年より29秒いい記録でフィニッシュ。「自信を持って北京へ向かって行ける」と手応えをつかんだ。
背後をピタリと追ってきたモンビを、五輪で戦うライバルに見立てた。その様子を背中越しにうかがいつつ、自分のリズムを貫く。そして残り1キロ付近で、一気にモンビを突き放した。「五輪のシミュレーションができた。ラスト勝負のレースが経験でき、モンビさんに感謝」。中盤までに勝負を決めるパターンが得意な野口が、新たな強さを発揮した。
左右の筋力バランスを意識した成果で、走りの上下動が減り、よりスムーズになった。一方で百メートルの世界選手権覇者タイソン・ゲイ(米国)をイメージした腕振りは、力強さも増した。今後は北京の硬い路面への対策として、起伏の多い場所で走り込み脚筋力を強化するなど、五輪に向けて戦略的で質の高い練習が待つ。
北京で走るイメージは、まだ具体的でないという。だが「たぶん(集団の)前にいるでしょう」。心身ともに、五輪連覇への道を迷いなく歩む。【石井朗生】
[毎日新聞:2008/05/12 15:46]
|
|