トップ > その他の競技 > その他の競技ニュース一覧 > <陸上>10日に大阪GP 女子短距離の福島千里に注目(毎日新聞)

女子短距離の福島千里=梅村直承撮影
陸上の国際グランプリ大阪大会が10日、大阪市長居陸上競技場で開かれる。国内外の一流選手が集う大会で、注目されるのが、女子短距離の福島千里(19)=北海道ハイテクAC。4月の織田記念で百メートル11秒36の日本タイ記録を出して一躍脚光を浴び、今月の静岡国際でも二百メートルで追い風参考ながら日本記録を上回る23秒13。すい星のごとく現れたヒロインに、1952年のヘルシンキ五輪の吉川綾子以来、56年ぶりの百メートルでの五輪出場の期待が高まっている。
北海道・帯広南商高時代はライバルたちに阻まれた。3年の全国高校総体は、百メートルは高橋萌木子(埼玉栄、現平成国際大)に次ぐ2位、二百メートルも中村宝子(浜松西、現慶大)と高橋に先を越された。しかし、北海道ハイテクACに入り、中村宏之監督が「地面のとらえ方が抜群に速い。ほかの選手にはまねできない技術」で急成長した。
織田記念では、同じ所属の北風沙織のほか、高橋ら昨年の世界選手権大阪大会代表メンバーを一蹴。自己ベストを0.2秒以上縮める日本タイ記録に「今年初めてのレースでどれぐらいの走りができるか分からなかったので、びっくりした」と自身も驚いたが、静岡では「織田で日本タイを出したので、このくらいを出さないと」と自信を持って走った。
国際グランプリには日本タイ記録を出したため、急きょ出場が決まった。百メートルと四百メートルリレーにエントリーし、海外選手と争う百メートルで北京五輪参加標準記録A(11秒32)を破れば、半世紀ぶりの五輪切符の可能性が高まる。また、リレーでも64年の東京五輪以来となる出場のカギを握る。
麻場一徳・日本陸連女子短距離部長は「福島はスピード能力にたけている。北風や高橋ら若い世代がつながってくれば、リレーも面白くなる」と注目している。 【百留康隆】
[毎日新聞:2008/05/09 13:05]
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