
最後の練習を終え、2007年を振り返る亀田大毅(左)と亀田興毅=東京都新宿区の協栄ジムで2007年12月27日、飯山太郎撮影
プロボクシングの協栄ジムは9日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級1位の亀田興毅(21)と弟大毅(19)との選手契約を解除した。これにより亀田兄弟は当面無所属となり、今後は(1)他ジムに移籍(2)新ジムを設立してそこに所属(3)海外で活動−−の三つの選択肢から一つを選ぶことになる。
金平桂一郎・同ジム会長、亀田側の双方が契約解除に関する合意文書に調印し、両者の要請により大橋秀行・東日本ボクシング協会会長も立会人という立場でサインした。同ジムは7日に合意書案を日本ボクシングコミッション(JBC)を通じて亀田側に送り、亀田側は態度を保留していたが、その後、両者間で条件などをすり合わせて新たな合意書案を作った。金平会長は「円満解決と思っている。(兄弟は)新しい道で頑張ってほしい」と話した。関係者によると、移籍金は支払われないという。
興毅は05年5月、グリーンツダジムから協栄ジムに移籍し、大毅は06年2月に同ジムからプロデビュー。だが、昨年10月に大毅が世界タイトル戦で反則行為を繰り返したことに絡み、兄弟の父史郎氏(42)がトレーナーを辞任。兄弟は東日本協会から求められた「自宅のジムでの練習禁止」を受け入れたが、金平会長が今年2月、兄弟が協栄ジムを練習拠点にしていないことを明らかにするなど、関係がこじれていた。【来住哲司、飯山太郎】
[毎日新聞:2008/05/09 20:43]
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