<巨人4−7中日>◇9日◇東京ドーム
巨人の粘りが落合采配に封じられた。3点を追う9回2死二、三塁。スタメンを外れ、満を持して送り出した代打の阿部が敬遠でかわされた。本塁打なら同点の期待は肩透かし。続く代打鈴木尚が二直に倒れジ・エンドだった。
今季ここまで2割1分、2本塁打と打撃不振の阿部に代え加藤が先発オーダーに入った。原監督は「加藤の先発? 全体的な部分で決めた。加藤に期待したということ。阿部にしっかりしろという気持ちもあったか? それはない。阿部はちゃんとやってくれている」と説明。阿部を先発から外した理由は多く語らなかったが、生え抜きにもこういう形があることを示し、チームの奮起を促した。
粘り強く戦う集団になることを目指し、意識を改革中だ。9回無死一、三塁では、一塁走者の小坂を走らせた。3点を追う場面で、走者を大事にしたい場面だった。絶対に失敗は許されない中、攻撃的な姿勢を貫いた。控え捕手の村田善以外すべての野手が出場、文字通り総力戦だった。
原監督は「このところリリーフは苦しい中で熱投してくれているが、先発投手が役割をまっとうしていない。結局、あの1イニングが非常に重かった」と5回の4失点を振り返った。主軸の阿部を外すショック療法も結果につながらず、4位に転落した。【竹内智信】
[日刊スポーツ:2008/05/10 09:57]
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