
チーム浮上のカギはコリンズ監督の外国人コーチ離れ?
借金8を抱え、リーグのはぐれ雲になりつつあるオリックスで、その原因をめぐって諸説紛々。コリンズ監督をはじめディーバス打撃、ブラウン投手両コーチの外国人指導者の無能ぶりを糾弾する声に、指揮官は「打率2割そこそこの(レギュラー)選手が何人もいる」と反論。チーム内は無間地獄であえいでいる。
諸悪の根源は故障者続出にある。投では先発の平野、デイビーが開幕前、故障でダウン。打はビッグボーイズの一角、ラロッカが打率.169の不振と右ヒジ痛でリタイア。チームの要が続々と戦線離脱では苦戦も仕方がないが、“貧すれば鈍する”ではプロ球団として恥ずかしい限り。
当然、てこ入れ策が望まれており、この際、大胆な内部改革を−と提唱する球団関係者も多い。
「この時期に監督交代は難しい。監督のクビを切れないのなら、コーチ陣に目を向けるべきだ。投打とも機能していないのだから、人心一新を図るのが筋」
チーム防御率はリーグワーストの4.42、打率も.234で5位ではコーチ陣が指弾されるのもむべなるかな、だ。
「コリンズ監督と2人の外国人コーチはまるで3個イチ。常に3人で仲良く話し合っている姿ばかり目立ち、他の日本人コーチの口を挟む場面がない」と球団関係者。これに、外国人スタッフは「われわれは十分に指導しており、彼らはそのときには“わかった”というのに、実戦ではまったく違った行動をする。(日本人選手は)理解できない」と反論する。
さらにこの反論に対し、球団スタッフは疑問を呈する。
「アメリカでは高校生から野球を始めてプロになる選手も多いけど、日本では小学生からイロハを教えられている。そんな選手にコリンズ監督が指導しても“何を今さら。子供扱いしているのか”となる」
日米野球はかくのごとく埋めがたいモノがある。この解決策はやはり−。
「コリンズ監督を独りにすることでしょう。ディーバスたちがいなければ、日本人コーチとの会話も増える。そこで新しい展望も開けてくるかもしれない。ここは日本ですからね」
現状打破にはドラスティックな改革が必要か。(夕刊フジ編集委員・高塚広司)
[夕刊フジ:2008/05/09 17:19]
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