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ゴジラ爆発! 松井メジャー“自己新”17試合連続打(夕刊フジ)

ゴジラ爆発! 松井メジャー“自己新”17試合連続打

松井は2回、1打席目で17試合連続安打を記録。リーグ首位打者の座は1日で明け渡したが、その差はわずか1厘(小倉元司撮影)

 【ニューヨーク=米沢秀明】ヤンキースの松井秀喜外野手が8日、インディアンス戦に4番DHで先発出場し、左前安打と中前安打の4打数2安打で連続試合安打を大リーグ自己最長の「17」に伸ばした。巨人時代の18試合にもあと1試合と迫っている。打率は.345でリーグ2位。この日の試合で.346としたツインズのマウアーと首位打者争いを展開している。試合は松井の安打から打線がつながり、6−3で快勝し、連敗を2でストップ。勝率を5割に戻した。

 相手先発は2段ワインドアップモーションなどややこしい技で攻めてくる技巧派右腕バード。しかし、バットが振れている松井にとって、球威のないバードのまやかしはあまり意味をなさない状態だ。

 連続安打試合記録をあっさり更新したのは2回の1打席目。バードが1ボールから外角にシンカーでストライクを獲りに来たところを松井は引きつけて痛烈に左前へはじき返した。最近、完全に安打のツボになっている外角やや低めに誘い込むような打撃だった。

 1点をリードした4回2死からの2打席目もその外角の速球を完璧に捕らえ中前へ。渡米後からの課題とされてきた外角球をついに克服したかのような自信にあふれるスイングではじかれた低いライナーがバードの横を鋭くすり抜けた。この一打が5番ジアンビの2ランを呼び、ヤンキースは3−0とリードした。

 続く打席は一塁直、遊直併殺に倒れたが、いずれも外角球を完全に捕らえた打球だった。試合は中盤追いつかれたものの、7回1死からインディアンスの中継ぎマウンドに上がった小林雅英投手から8番ベタミットが中越えソロ本塁打を放って突き放した。

 松井は「きょうはいい試合だったと思う。打席の内容も感じとしてはよかった。(昨季13本塁打した7月とは)状態がいいという意味では同じだが、感覚はいろんな意味で違う。普段意識していることだけを意識して打席には立っている」と振り返り、翌日メジャー昇格登板となる井川慶投手については「バシッと抑えてほしい」と集中した表情で期待を語っていた。

 連続試合安打は日本人大リーガーとしては昨年、マリナーズのイチロー外野手が25試合、フィリーズの田口壮外野手(当時カージナルス)も18試合連続を記録している。大リーグ記録はジョー・ディマジオの56試合。ゴジラの6年目の爆発はどこまで続くのか。

【同世代の小林は7回被弾】

 一方、この日2番手で登板して被弾した小林は「打たれた瞬間は本塁打にはならないと思ったが、やはり力がある。点差を維持してバトンを渡したかった。そう簡単に勝たせてくれる相手ではない。しかし、1カ月やって違和感なく過ごせている。気持ちよく投げることはできた」と次回登板での好投を誓っていた。

 同世代の松井と小林は、今シリーズ中にNYで会食して親交を深める場面も。

 「今大リーグには(パドレス井口、ドジャース黒田を含め)4人の“同級生”がいる。日本では引退する選手もいる年代で、松井君も『身を固める年になった』と言っていた。対戦するときは別だが、同世代みんなで活躍したい」と小林は話していた。

 故障を乗り越えての松井の爆発は、1年目の小林にとっても大きな刺激になっているようだった。

[夕刊フジ:2008/05/09 17:24]

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05月09日
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